銀座アップルストアライヴ2本

先週の水曜と今日(正確には昨日)、moment strings出演のライヴイベントが2本ありました。
場所はどちらも銀座のど真ん中にあるアップルストア

こちらは1、2階は普通の売り場ですが、3階がイベントフロアになっていて(↓参照)


そこへ行くエレベーターはアップルらしい四方ガラス張りでとてもお洒落です。
しかもボタンのほとんどない全自動各階停止というスタイルも変わっています。


さて先週のライヴはモメカル2010年弾き初めで俳優スティーブ・マックイーンの映画音楽特集と
ロックバンド、Soulshineのギタリスト兼ボーカルの鬼頭径五さんをゲストに迎えてのセッションでした。
この日僕は奏者としての出番はなく、アレンジだけしてあとは客席でゆっくり演奏を聴かせてもらいました。


この日鬼頭さんとは
1.R&R Paradise
2.マリーの花
3.すこしくらい
4.Cloudy Days
の4曲をやりました。


アレンジが終わった段階では特に「マリーの花」と「Cloudy Days」の2曲のできはある程度手応えがあったのですが、
本番聴いてみて「すこしくらい」もとてもいい感じになっていました。
リハ終わった後に手直しを入れたこともありますが、それ以上に鬼頭さんやカルテットの演奏に助けてもらった部分が大きくとても嬉しかったです。
逆にR&R Paradiseはアレンジ的に不満が残りました。本当はもうちょっと重厚さがほしかったのですがサウンドが軽くて、ちょっと軽薄でご機嫌な性格が強く出すぎていて残念な感じでした。演奏者は頑張ってフォローしてくださっていたのですが…
(↓頑張ってフォローしていただいた皆さん)


ブルースナンバーである「マリーの花」は特に評判がよかったみたいです。
自分でもジャズ調やブルース調のアレンジはやりやすさを感じます。
(杉さんの「ウイスキーがお好きでしょう」や銀次さんの「僕と彼女のショート・ストーリー」など)
今年のアレンジ上の課題はロックナンバー。
アップテンポの「Cloudy Days」は自分ではなかなかいい感じになったと思っていますが、
「R&R Paradise」がいまいちだったので今回は1勝1敗。(何の勝負だ?)
次は確実に勝てる(?)ように頑張ります。



そして今日はPicassoのDVD発売記念ライヴにゲスト出演。
今日は演奏者としてステージにも上がらせていただきました。


ピカソといえばめぞん一刻でおなじみですが、メンバー揃ってのライヴは今回が久々だったということもあってか立ち見が出たほどの盛況ぶりで
アップルストアのスタッフのかたから「音楽イベントでは過去最高の入り」と言われたほどでした。


僕たちはめぞん一刻で使用された曲の中から「シ・ネ・マ」「Fantasy」「Begin The Night」の3曲をピカソの皆さんとセッションしたほか、
それらをつないで打ち込みのインスト曲にアレンジされた「Maison Flash Back Blend」を弦カルテットにアレンジしたものと、
ピカソが現在プロデュースを手がけている若手シンガーソングライター、水本諭さんと「美しい人」を演奏しました。


終演後の写真↓


たくさんのお客さんの前で、とても耳に馴染みやすい美しい旋律を持つピカソの名曲の数々を演奏できてとても幸せな時間でした。
そして来月4月23日に再び銀座アップルストアピカソの皆さんと再演することも決定しました。
是非また多くの方々に素敵な楽曲をお届けすることができればと思います。