遠征2日目

昨日は朝、延岡を出て移動でほぼ半日を費やしました。
特急を乗り継いで小倉まで出たところでちょうどお昼過ぎ。
小倉名物「かしわめし」を買って新幹線内で食事。



ふたを開けると



寄ってました。(笑)


小倉から京都まで新幹線で移動し、それから在来線に乗り換えて直接野洲に向かう予定でしたが、
京都に到着した時点で15時過ぎ。
この日は本番はないので、ちょっと観光できるかもと思い途中下車しました。


3年ぶりの京都。
3年前は音楽の講習会を受けに来て、空いた時間にあっちこっち巡りました。
今回も3年前と同様楽器を背負ったままの京都散策。


まずは京都といえば京都タワー(笑)



それからまだ行ったことのなかった三十三間堂へ。
時間的にはもうそろそろ閉まるころかもと思い急いで行ったのですが、
案の定15時半に閉門。ぎりぎりで間に合わず。


それではと切り替えて清水寺のほうに足を延ばしましたが、
清水寺自体は行ったことあるし割りと記憶にも残っているのでその周辺にあるお店をいろいろ巡ってみました。


↓は観光客でごった返す二寧坂



そして八坂の塔




うろうろしているうちに暗くなってきたので食事もここで済ましてしまおうと思い繁華街のある四条烏丸のほうへ。


そこでたまたま見つけたのがアイリッシュ・パブ「Field」
しかもこの日ちょうどセッションがあるということで思い切って入ってみました。


お店は本場アイルランドのスタイルをそのまま取っているため、客はカウンターまで行き注文をし、その場でその分の料金を払っていくというシステム。
最初は戸惑いました。


かなり本格的だったので、アイルランドに行ったことがあり大量のアイリッシュのCDを送ってくれたこともある福岡の友人にこのお店のことをたずねてみたら
やはり知っていました。しかもアイルランド音楽研究会の本部だそうです。
どおりでライブスケジュールには僕もCDを持っているフィドル奏者、功刀丈弘さんの名前もあります。


というかその友人とメールのやり取りをしていたら、なんと先ほどまで京都にいて今新幹線で福岡に戻っているところだと判明。
しかも僕が「Field」に入ったころ、まだ四条烏丸にいたそうな。なんという偶然。(笑)


この日のライブはフリーセッションで時間になると楽器を持った人が次々に現れます。
楽器はフィドル、ギター、フルート、ホイッスル、アコーディオンウッドベースと多士済々。
そしてその中にはなんと功刀さんの姿も!
またもや何たる偶然!


奏者は客と同様普通にカウンターで飲み物を注文しテーブルを囲んで話しをしつつ誰かが演奏を始めたらみんながそれに加わっていくというとても自由な進行。
多分これが本場のパブの姿なんでしょう。お客さんに「さあ、聴かせますよ」って感じで始めるのではなく、
自分たちがやりたいタイミングでやりたい曲を次々と弾いていくという感じ。


↓セッションの様子(真ん中手前、帽子を被ったままフィドルを弾いているのが功刀さん)



演奏はもちろんサイコーでした。
惜しむらくは野洲のホテルをすでに予約済みだったため時間がなく演奏後に話すことができなかったこと。
でも目の前で演奏を聴き見ることができたのでいろいろと参考になりました。


いやー、思えば京都に立ち寄ることもその場の思いつきだったのでこの日はいろんな偶然が重なってこのセッションに出会えたと思います。


とても不思議な一日になりました。